登り百日、下げ十日

登り百日、下げ十日とは、株価の上昇には時間がかかります。

上げ相場は、短期的な物色買いと利食い売りが繰り返すため、ジリジリと少しずつしか上がらないです。

そのため「登り百日」と喩えられます。

反対に下げ相場になると、損したくないとばかりに多くの投資家が売りに回ります。

そこへ何かの悪材料が出れば一気に下げます。

天井近くでまだあがる、もう少し様子見をしようとしていた投資家も、一斉に売りに回ります。

この時は急激に相場下がり、いったん下げ始めたら、早めに損切りすることがすすめられています。

つまり下げの局面に入ったと思ったら早めに損きりをしたほうがいいということです。

天井三日底百日

天井三日底百日とは、青天井の銘柄は、暴落するとなかなか騰がらないという経験則を表現しています。

つまり株価が急騰してもその期間は長くは続かず、すぐに暴落してしまう。

そうなると底値の期間が長く続く。

こうしたサイクルは普通であるが、ではどの時点で売買したらいいいのかが難しいということを言っています。

株価はもとの古巣にかえる

株価はもとの古巣にかえるとは、相場全体にサイクルがあるように、個別の銘柄にもサイクルがあり、騰勢が続くかと思えば一服、下げ続けるかと思えば戻す、そんな流れを俯瞰していると、過去のこの銘柄の値に近づいていることがわかります。

経験則でこうした値動きをする株が多いといったことをいっています。