ちゃぶつく

ちゃぶつくとは、買うと下がり、売ると上がるというように、いつも相場が思惑外れとなって裏目裏目に出ることをいいます。

例えば

相場全体は少しずつ上昇しているのに、投資家個人は相場のリズム乗ることができないことがあります。

買えば値下がり、売れば値上がりという格好で、損を重ねることを「ちゃぶつく」と言います。

市場エネルギーが減衰している時期に起こりやすい現象です。

また、商いの回転が鈍り、市場参加者のほぼ全員が儲からない状況を、市場では「相場がちゃぶついている」と表現します。

値つき

相場は買い方と売り方の両方の値段が一致して売買が成立します。

この商いが成立して値段がつくことを値つきといいます。

株式市場にはさまざまな売り注文や買い注文が出されます。

それらが突き合わされて値段や数量などの条件が折り合えば、取引は成立して値段がつきます。

銘柄によっては、売り注文はあるが買い手がないとか、市場に流通する株が少ないため、取引が成立しづらく値段がなかなかつかないものがあります。

いわゆる「値つきが悪い」銘柄です。

逆に、取引が成立して値段がつきやすい銘柄は、「値つきがいい」と言います。

また、値つきは相場全体の状況にも左右されます。

活況であれば値段のつく銘柄は増えますし、閑散状況であれば値段のつく銘柄は減少します。

上場銘柄で何銘柄に値段がついたかを％表示したものが「値つき率」で、市場人気を表すモノサシとして利用されています。

先物買い

先物買いとは、現在は買いの材料が無い株でも、何らかの将来性を見込んで投資する買い方を言います。

材料的に今は有力な材料がない銘柄でも、長期的な見方で将来を期待して買う売買方法です。

先物買いは、経験と実績からの行動をすることが基本です。

周りの雰囲気や意見だけで行動を起こすと損をすることもしばしば・・・

最終的には、やはり本人の選択で決断する必要があります。