飛びつき買い

飛びつき買いとは、上値を期待して急いで買いを行うことを言います。

上げ相場の勢いにつられ、状況や材料をよく判断せずに衝動的に買いつくことなども同様に飛びつき買いといいます。

株価がみるみるうちに上昇している時など、状況の判断や材料の把握をしないまま、衝動的に買うことが「飛びつき買い」です。

相場が上昇の勢いを増してくると、個人投資家や証券会社の自己売買（ディーラー）はまだまだ上がると買い急ぐようになり、日頃は冷静なはずの機関投資家もいっせいに買いに走ります。

上げ相場の後半から絶頂期によくみられる投資行動です。

相場がかなりの高値の状態の時に使われる買いの用語です。

日計り商い

日計り商いとは、１日の取引時間中に株式の売買を繰り返し、利益を上げること。株価は午前９時の取引開始から、午後３時の取引終了時点まで、常に需給バランスによって変動している。

日計り（商い）とは、この１日の株価の変動を捉えて、短期勝負でキャピタルゲインの確保を狙う取引方法。

同一の投資家が、ある銘柄を買い、それを同日に売却、または、空売りして同日のうちに買い戻すような売買方法のことも言います。

日計り商いは、『値ザヤ稼ぎ』を目的に使われる手法です。

デイトレードなどはこのことを指します。

連想買い

連想買いとは、買いが拡大していく状態を言います。

買い材料が出て、ある特定の銘柄の買いが始まると、同時に、同業種、同業態の株にも影響が出て、思惑買いで連想買いとなっていきます。

例えば

ある製薬メーカーが画期的なガン治療薬の開発に成功し、株価を上げたとします。そうすると、同じような材料を持つ他の薬品銘柄や食品銘柄が買い直されたりすることが少なくありません。

こうした現象を「連想買い」と呼びます。株価は基本的に将来の業績動向を先に織り込んで動きますから、一見すると株価の変動要因とはあまり関係がないと思われるような出来事でも、それを材料にして株価が動くケースが往々にしてあるのです。

また、連想買いとは逆に、１つの出来事をきっかけに、その連想から売りが広がることを「連想売り」と言います。